アパレル業界を立て直す一人会議録

アパレル業界を立て直す一人会議録です。

ショップリストの具体的な施策を考えてみた

ショップリストの社長は5年以内に1000億円(18年現在、売上は約200億円)を目指す施策として、
 
・ユーザーギャップをゼロにすること
知名度の高いブランドの拡大
・F1層にとって世の中に必要なプラットフォーマーとなることに注力する
 
と挙げていますが、抽象的な施策しか書かれていなかったので、具体案を考えてみました。
※ショップリストってなに?
レディース・メンズ・キッズのファストファッションアイテムを取り揃えたクルーズ社の通販サイト。
※F1層って?
20歳から34歳までの女性。
 
・「F1層にとって世の中に必要なプラットフォーマーとなることに注力する」の具体案
ショップリストはアイテムを並べているだけで購買意欲が湧かない。ZOZOTOWNのWEARのようにコーデを見て商品を購入できるような施策を考えるといいと思う。F1層に強いインスタグラマーを使うのが効果的。
例えば、インスタグラマーにショップリストのアイテムを選んでコーデを組んでもらい、特集ページで紹介する。大量にインスタグラマーに依頼して一気に話題にする。人気インスタグラマーは宣伝感が強いので、5000以下でフォロワーの質が高い人にも依頼。
あとは、ショップリスト公認インスタグラマー制度を作り、ショップリストの認知度を上げる。インスタをやっている人がショップリスト公認のインスタグラマーになりたいと思うような特典を付ける。
 
知名度の高いブランドの拡大の具体案
ブランド側の視点に立つと、知名度の高いZOZOTOWNなどに商品を置きたいのが当たり前。ショップリストの出店ページを見てみたが具体的な魅力を感じなかったので、他社と比較したショップリストのメリットを提示する必要がある。
例えば前述した案が採用されたとして、良いアイテムはどんどんインスタグラマーが勝手に宣伝してくれるので、かなりのメリットになるのではないか。ショップもインスタグラマーに宣伝してほしいから、低単価で良いものを出品しようと努力しサイトの質も上がる。
 
・ユーザーギャップをゼロにすることの具体案
そもそもユーザーギャップをゼロにすることは無理。ショップリストは10代から40代までをターゲットにしているのに、そのユーザー全てのギャップをどうすれば埋められるのか教えて欲しい。ユーザーギャップを埋めるより、今までにない新しい施策を作るべき。
例えば、「洋服代0円」をキャッチコピーにして、月額〇〇円の会員を募集。月額費用はなるべく安く設定。洋服の好みをアンケートに答えてもらって、毎月1点その人に合った月額費用以上のアイテムを送る。アンケートに答えてもらうことでその人の好みを知ることができるので、好みに合ったアイテムを日々メールなどで送り購入を促す。そこで利益を得る。
 
新しいことにチャレンジしていかないと、似たサイトはたくさんあるので今後更に厳しくなるのでは。
 
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